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クラウドシフトを機にIT部門とビジネス部門の協業を改革 クラウドに適したセキュリティで全社に統制を

森永乳業株式会社

総合乳業会社として「森永のおいしい牛乳」やチルドカップコーヒー「マウントレーニア」、アイスクリーム「ピノ」など、私たちにおなじみの数々の商品を提供している森永乳業。創業100周年を迎えた2017年には、新たなコーポレートスローガン「かがやく“笑顔”のために」を掲げ、人々の健康で幸せな生活と豊かな社会の創造へのさらなる貢献を目指している。

同社の情報システム部門もまた、近年、組織を変革して、新しいスタートを切った。
具体的には、情報システム部門を、IT戦略企画に特化したIT改革推進部と、システム開発・運用・支援などを担う情報システムセンターという2 つの組織に再編。よりビジネスに貢献するITを目指す取り組みを強化した。

「部員全員で自分たちのあるべき姿を描き、12条にわたる『情報システムウエイ』という行動原則をまとめました。デジタル時代のビジネスを担っていくという明確な意識をもって、ITをいかに活用していくべきかを検討しています」と同社の石井 俊光氏は紹介する。

具体的な施策の1つがITインフラのクラウドシフトだ。情報システム部門を横断するCCoE(Cloud Center of Excellence)を編成して、この組織を中心にクラウドシフトを促進。CCoEメンバーが現場に出向いてクラウドのメリットを説明したり、社内でワークショップを実施したりして、クラウド活用に向けた意識の醸成を図っている。

「システムの複雑化、運用の属人化が、新たなチャレンジを阻んでいるという状況を踏まえ、従来のオンプレミス中心の考え方を脱却すべきと判断しました」と石井氏は語る。
(2019年11月に掲載)

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