セキュリティの今日、そして明日を読む

新しい働き方の実践に合わせて、クラウドでセキュリティ運用を一元化。海外を含む全拠点の運用管理負荷を軽減

TOKAIホールディングス

「TLC(トータルライフコンシェルジュ)」構想のもと、暮らしにかかわるあらゆるサービスを総合的に提供するTOKAIグループ。LPガス事業を中心に都市ガスやインターネット、CATV、アクア(宅配水)など、顧客の生活に密着した幅広い商品・サービスを提供し、顧客の豊かな生活に貢献している。

豊かな生活の実現を通じて、地域社会の発展に貢献する一方、社内においては人財マネジメントに注力している。中でも従業員の健康を重視しており、「TOKAIグループ健康経営大網」を制定して、健康増進、安全衛生、働き方改革に関する様々な取り組みを進めている。「この健康を重視する考え方は、様々な業務にも反映されており、IT/セキュリティ業務でも、ITの高度化や安全性の向上と運用管理負荷の低減の両立を常に念頭に置いています」とTOKAIホールディングスの小玉敏雄氏は紹介する。
しかし、近年、メールを流入元とする標的型サイバー攻撃やランサムウェアが急増。同社にとって大きなセキュリティ上の懸念となっていた。

その一環として、同社が新たに取り組んだのがエンドポイントセキュリティの運用管理負荷の軽減だ。同社は近年、収益基盤の拡充、顧客件数の拡大を目指したM&Aや海外での事業展開を積極的に推進しており、それに応じて拠点や従業員も急速に増加。その結果、管理対象となるPCも毎月50台のペースで増え続けていたからだ。「管理工数は増大の一途をたどっていました。IT/セキュリティ業務は多岐にわたります。運用管理業務はできるだけ効率化を図り、システム企画やセキュリティ設計などの高度な業務にリソースを割きたいと考えていました」と同社の森下佑紀氏は言う。
(2021年3月に掲載)

事例